グローバルエコマネジメント株式会社
弊社は限りある地球資源の
リサイクルを通じて、
地球環境に優しい、
持続発展が可能な
社会実現に向けて
貢献してまいります
会社概要
会社名 | グローバルエコマネジメント株式会社 Global Eco Management, Inc. |
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所在地 | 〒101-0054 東京都千代田区神田錦町 3-21 , 1002 |
設 立 | 2014年4月1日 |
資本金 | 500万円 |
代表取締役 | 奥村 寛 |
主な取引先 | 岐セン(株)・JFE 環境サービス(株)・ J&T 環境(株)・(株)岐阜バイオマスパワー・草野産業(株)・上田林業(株)・(株)宏拓・ (株)みのふぁーむ |
アクセス
〒101-0054
東京都千代田区神田錦町3丁目21
ちよだプラットフォームスクウェア
地下鉄東西線竹橋駅下車 大手町方面改札口を出て3b出口から地上へ。
錦橋を渡り横断歩道信号を渡って東京アスリート食堂前を右へ直ぐ。PLATFORM SQUAREの看板が見えるビルです。
バイオマス燃焼灰を利用した肥料の開発
弊社は、バイオマス発電所で燃焼された間伐材などのバイオマス燃料の燃焼灰を有効利用をすべく、SDGs有機栽培プロジェクトチーム*のメンバーと共に、長年肥料開発に取り組んでまいりました。
- *SDGs 有機栽培プロジェクトチーム 東京農工大学大学院生物システム応用科学府、みのファーム(富山県南砺市とやま有機農業推進アドバイザー)、上田林業㈱(滋賀県高島市有機肥料製造・販売)、グローバルエコマネジメント㈱・・・当プロジェクトチーム事務局
バイオマス燃焼灰は、植物由来のけい酸(特に可溶性けい酸)が多く含まれており、化成肥料に比べ安心・安価な有機肥料です。
けい酸には、次の効果があることが知られています。
- ●耐倒伏性が増す
- ●葉が直立し受光態勢が向上する
- ●表皮細胞にシリカ層を形成し病害虫に強くなる
- ●根の活力増大する。
また、バイオマス燃焼灰は
- ●pHが高く、土壌の酸性矯正資材として有効であり
- ●土壌中の微生物活性を促進し、健康状態が改善することで土壌改良効果と相乗作用が期待できます。
バイオマス燃焼灰の特徴
<形状>
粒度分布:5~100μmの細かい灰(平均径44μm)
嵩比重 :0.7~0.8



私たちは、けい酸を多く含むバイオマス燃焼灰に、さらに窒素、リン、加里を多く含む高品質醗酵鶏糞を混合することにより、肥料としての相乗効果を高め、また施肥しやすい「天使の粉」を開発しました。「天使の粉」は有機JAS規格に基づく使用可能資材に登録済み(登録番号JASOMー250705)です。
「天使の粉」は特許出願済み。「特願2024-113676」
「天使の粉」は、地球環境負荷低減と、食糧安全保障の強化を両立する、持続可能な農業を実現するための有望な有機肥料です。化学肥料の低減、みどりの食料システム戦略にも貢献します。化学肥料に比べて安価で経済的な負担が軽減されます。
燃焼灰の土壌への効果:生物活性
燃焼灰を土壌に混ぜて20日間培養した
3レベル:0.05%(≒50㎏/10a)、0.15%(≒150㎏/10a)、0.5%(≒500㎏/10a)

燃焼灰を土壌に施用すると、
二酸化炭素発生量増加=微生物活性増加
灰中の(若干の)有機炭素+pH上昇効果
燃焼灰の倒伏耐性効果(エダマメ栽培試験)
ケイ素吸収量が増えると、茎の折れ曲がり強度が高まり、倒伏耐性が高まる。

切り出した茎に上から、圧力をかけ、折れた時の圧力を記録
→挫折時モーメント
図.胚軸の折れ曲がり強度(kgf)
(値が高いほど、強度が強い=倒伏しづらい)

燃焼灰の殺線虫効果


燃焼灰2gを100mlの脱イオン水に懸濁
- ➡︎ 0.2μmフィルターを用いて除菌(20,000ppm)
- ➡︎ 順次希釈
- ➡︎ サツマイモネコブセンチュウに対する殺虫効果を評価

2,000ppm(0.2%、10a土壌に200㎏)の燃焼灰懸濁液は、
ネコブセンチュウに対する殺虫効果を有する
富山県ダイズ圃場に
おける栽培試験
- 圃場A:一区300m2、2反復
- 無肥料区
- 鶏糞区(500kg/10a)
- 鶏糞(500㎏/10a)+燃焼灰区(500kg/10a)
- 品 種:エンレイ


鶏糞と燃焼灰を併用することで、さらにダイズ収量が
増加した”
エネルギー資源を
利用した熱供給事業
蒸気はあらゆる産業で使われていますが、その蒸気を発生させるボイラーの燃料に、海外の高価な化石燃料ではなく安価な国産の廃棄物固形燃料(SRF:SOLID REFUSE FUEL)を使用します。これによりエネルギーコストの削減、CO2の発生を抑え環境負荷を低減します。
参考:SRFには各自治体が家庭から分別収集した可燃ごみを
固形化した燃料(RDF)と
産業廃棄物の廃プラスチックを中心とする可燃ごみを
固形化したもの燃料(RPF)の
2種類があります。


蒸気はあらゆる産業分野で使われています

グラフは、国内中小企業で使用される蒸気需要の産業別割合です。
蒸気は、主に加熱、加湿用、
乾燥用、動力用(発電)等に利用されています。
発電用の蒸気は高温高圧となるため、燃料の品質(塩素濃度等)要求基準が厳しく、エネルギー供給サービスの対象外としています。
蒸気単価の比較
ボイラ燃料として、RPFやRDFを使用すると、下表の様に、蒸気コストを大幅に低減できます。
その削減量は、実に80%~91%にも及びます。
蒸気のベースロード分を、この燃料を使用して、年間の燃料費を削減する事が可能となります。

年間ランニングコスト比較
蒸気量3t/h分を、RPF焚きボイラへ置き換えた場合のランニングコスト比較

燃料費と諸経費のまとめ

染色企業における
蒸気コスト削減事例


エネルギー供給
サービスの一例

お問い合わせ
- グローバルエコマネジメント株式会社
- 東京都千代田区神田錦町3-21-1002
- TEL(03)6830-3900
- FAX(03)5259-8024
- E-mail:okumura.hiroshi@gem.jpn.com